ゴアの人気コワーキングスペース【トップ10】

ゴアは、アラビア海に沿って海岸線が延びる、インド西海岸中部に位置する小さな州です。美しいビーチと、ポルトガルの影響を受けたユニークなカルチャーは、長年にわたって国内外の旅行者を魅了してきました。

ゴアはなぜデジタルノマドに人気なのか？

ゴアの温暖な気候、ヒッピー風の自由なカルチャー、そして生活費の安さは、長期滞在旅行者にとってとても魅力的な環境です。快適なインターネット接続や、手頃な価格のコワーキングスペースが充実しているのも、世界中からデジタルノマドが集まってくる要因となっています。

ゴアのコワーキングスペース トップ10

ゴアには、パナジにあるオフィスのようなデスクスペースから、ビーチサイドのホステルの屋上にあるスペースまで、多くのコワーキングスペースがあります。

外国人トラベラー向きのホステルに併設されたコワーキングスペースでは、世界各国のデジタルノマドに出会う事ができるでしょう。またよりローカルなコワーキングスペースでは、近年盛り上がっているインドのスタートアップシーンを体感する事が出来ます。

ここでは、ゴアで人気の10のコワーキングスペースをピックアップしてご紹介しましょう。

1. 91 Springboard Coworking Space／パナジ

91Springboardはゴアだけではなく、インド各地に拠点を展開するコワーキングスペースです。ゴアのコワーキングスペースは、パナジのセント・アイネズ地区にあります。歩いてすぐに素晴らしいビーチと人気ホテルがあり、アクセスの良さに恵まれています。

91Springboardがデジタルノマドに支持されている理由は、24時間365日のアクセスと、常駐スタッフによる優れたカスタマーサービスにあります。メンバーは、明るく開放的なインテリアの中で仕事に集中できます。

91Springboardでは、幅広い料金プランやオプションが用意されています。オープンエリアのフレキシブルデスクは、1日440ルピー（約650円）、1カ月5,300ルピー（約7,900円）で利用できます。2人用プライベートルームは、1人月額9,000ルピー（約13,000円）で提供されています。月額プランを購入すれば、ほかの都市にある拠点も利用可能です。

91 Springboards 公式サイト

2. Clay Coworking Cafe／アンジュナ

Clay Coworking Cafeのコワーキングカフェの特徴は、アンジュナビーチのすぐそばにある築80年のポルトガルスタイルのヴィラを利用していることです。仕事の休憩においしいコーヒーやチャイを飲んでリフレッシュできます。

コワーキングカフェでは朝食、ランチ、ディナーなど、好みに合ったメニューを楽しむことができます。Clay Coworking Cafeでは、2つのプロバイダーを利用することで、インターネット接続が遅くなったり、切断されたりするのを防いでいます。停電に備えて、6時間の電源バックアップ発電機も備えています。

料金は1日利用が499ルピー（約750円）、週利用が1,999ルピー（約3,000円）、月額利用が7,999ルピー（約12,000円）となっています。

Clay Coworking Cafeでは、インターネット接続を心配することなく、自宅にいるようにくつろいで仕事をすることができます。

Clay Coworking Café 公式サイト

3. Greenspace／ヴァガトール

Greenspaceは、ヴァガトールビーチから数分のところにある、開放的なコワーキングスペースのあるホステルです。

Greenspaceの素晴らしい点は、エコツーリズムのポリシーに従って、環境に優しい製品や食品、さまざまな素材を使用していることです。カフェでは、地元の食材を使ったヘルシーでオーガニックな料理を食べることができ、自然光が差し込む緑豊かなオープンスペースで仕事をすることができます。

ホステルでは、キャンピングテント、ドミトリーベッド、個室を提供しているので、旅行や仕事で1日を過ごした後に休むのに最適です。高速Wi-Fiとバックアップ電源を備えたコワーキングスペースは、4時間250ルピー（約370円）、8時間350ルピー（約530円）、月額5,000ルピー（約7,400円）で利用できます。

Greenspace 公式サイト

4. NoMadGao／アサガオ

NoMadGaoは、ゴアのアサガオ地区に位置するコリビング兼コワーキングスペースです。デジタルノマド、アーティスト、起業家、スタートアップのリモートワーカーのためのコミュニティスペースとして機能しています。

NoMadGaoではコワーカーは「ノマド」と呼ばれ、24時間365日、緑豊かな自然に囲まれたコワーキングスペースで仕事ができます。高速インターネットと24時間のバックアップ電源によって、安心して仕事に集中することができます。

コワーキングスペースの料金は1日利用が550ルピー（約820円）、週利用が2,250ルピー（約3,300円）、月額利用が7,000ルピー（約10,400円）となっています。

オープンマイクナイト、コーヒーを飲みながらの交流会など、毎週活気のあるイベントが開催されているので、デジタルノマドが人的ネットワークを広げるには最適な場所です。

NomadGao 公式サイト

5. Ignite EDC Innovation Hub／パナジ

Ignite EDC Innovation Hubは、パナジのEDC Complexにあるスタートアップを育成するインキュベーションセンターで、コワーキングスペースを提供しています。

460平方メートルのコワーキングスペースには、24時間年中無休のWi-Fiインターネット接続、バックアップ電源、会議室、ピッチルーム、110平方メートルのイベントスペースを備えています。

利用料金は1日利用が400ルピー（約600円）、月額利用が4,000ルピー（約6,000円）で、専用デスクは月額4,500ルピー（約6,700円）、個室は月額5,500ルピー（約8,200円）となっています。

Ignite EDC Innovation Hubの会員になると、経験豊富な専門家とコンサルタントのアドバイスを受けることができるので、起業を考えているデジタルノマドに最適です。

Ignite Innovation Hub 公式サイト

6. The Noname Guesthouse／アランボル

The Noname Guesthouseは、アランボルビーチから200メートルのところに位置する開放的なゲストハウスです。1989年に開業したゲストハウスには、海を見渡せる屋上テラスと建物内に2つのコワーキングスペースがあり、高速インターネット回線が完備されています。

2階のテラスからヤシの木を見下ろすオープンキッチンでは、新鮮な地中海スタイルのベジタリアン料理を提供しています。

コワーキングスペースの利用は、インターネット接続時間に対して課金されます。料金は1時間100ルピー（約150円）、1日500ルピー（約750円）、1週間2,000ルピー（約3,000円）、1カ月5,000ルピー（約7,400円）となっており、シーズン中は9:00AMから10:00PMまで営業しています。

The Noname Guesthouse 公式サイト

7. Moustache Goa Cowork／マンドレム

Moustache Escapesはインド全土に数多くの施設を運営するホステルで、Goa Coworkではコワーキングスペースを提供しています。Moustache Goa Cowork Hostelは、マンドレムビーチから車で10分、広々とした緑豊かなコーン農場と風の吹く山間に位置しています。

コワーキングスペースは宿泊客のみが利用できます。ルーフデッキでヨガでリフレッシュしたり、レストランでオーガニックな素材の料理を味わったりできます。

ホステルでは、ゴアの旧市街観光や野生動物ツアー、スキューバダイビングなどのウォータースポーツなどのアクティビティも提供しています。

Moustache Cowork Hostel 公式サイト

8. Old Quarter Hostel／パナジ

Old Quarter Hostelは、The Hostel Crowdが運営するおしゃれな外観のホステルです。パナジのポルトガル風ヴィラがひしめくフォンテインハスにあり、独特の異国情緒に包まれています。

ホステルのカフェエリアにあるコワーキングスペースは、ゴアで最も人気のあるコワーキングスペースの1つです。ここでは仕事の合間に、コーヒーや紅茶、さまざまな軽食を楽しむことができます。

コワーキングスペースには、高速インターネット、アンティークデザインの家具、美しく塗られた壁、バックアップ電源の設備に加えて、プロフェッショナルたちの活気に満ちたコミュニティがあります。

Old Quarter Hostel 公式サイト

9. MeWo Coworking Space／パナジ

パナジにあるMeWo Coworking Spaceは、最先端のコワーキングソリューションを備えたプレミアムな施設です。「Meetings＆Co-Working」を意味するMeWoブランドは、スタートアップや起業家、デジタルノマドをつなぐコワーキングスペースとミーティングスペースを提供するというビジョンを基に設立されました。

コワーキングスペースには、フレキシブルデスクや固定デスク、プライベートオフィス、ミーティングスペースがあり、さまざまなアメニティへのアクセスと、コミュニティイベントやアクティビティへの無料参加が含まれています。また、CCTVや生体認証による電子セキュリティにより、高いセキュリティレベルを実現しています。

コミュニティメンバーの交流を図るために造られたカフェでは、食事とカフェインのニーズを満たすことができます。

MeWo Coworking Space 公式サイト

10. WisdomLab／ヴァルナ

WisdomLabは、510平方メートルのコワーキングスペースや、ガイド付き瞑想をサポートするマインドフルネスセンター、ギャラリーカフェを備えています。

コワーキングスペースには、コワーキングデスク、レセプションホール、トレーニングセンター、ミーティングルームが備わっています。

WisdomLabには、スタートアップを促進するためのメンタリング、コーチング、トレーニングなどの専門家と起業家専任チームがあります。人類の内なる智慧を探求してみたいデジタルノマドは、「Essence of Freedom」のマインドフルネスプログラムを体験してみてもいいでしょう。

WisdomLab 公式サイト

ゴアの魅力

デジタルノマドの仕事ためのコワーキングスペースの次には、ゴアの滞在で何を楽しめるかご紹介しましょう。

50以上もある、ゴアのビーチ

ゴアの100km以上にも及ぶ海岸線には、さまざまな特徴の50もの美しいビーチがあります。旅行者やデジタルノマドに人気のあるビーチは、アンジュナ、ヴァガトール、アランボル、モルジム、バガ、カラングート、パロレムなどです。

インド料理に飽きても、ゴアなら世界各国の料理が楽しめる

ゴアは海岸に近いこともあり、スパイス、ココナッツ、米、シーフードなどを贅沢に使った極上の料理が楽しめます。ベジタリアン向けのメニューも豊富で、海外旅行者向けの本格的な西洋料理を味わうこともできます。

ゴアならでは、国際的なナイトライフ

ゴアのナイトライフはとてもエキサイティングで、一晩中パーティーを楽しめる場所にあふれています。クラブ、ライブ、トランスパーティーなど、お酒を楽しんで新しい人と出会い、ダンスに熱中しながら夜を過ごすことができます。

また、ゴアにはインド最大のカジノがあるので、カジノを体験してみることもできます。本格的なテーブルゲームに挑戦したい人は、マンドビ川に浮かぶゴージャスな船上カジノを訪れてみてはいかがでしょう。

ゴアを訪れるデジタルノマドのために

ビザについて

インドに滞在するためのビザで、デジタルノマドに最も人気があるのは観光ビザです。また、観光目的では、オンラインで申請・発給承認を受けるe-VISAが、有効期間が5年に延長されて便利になっています。観光ビザや観光e-VISAを持っていれば、最大179日までインドに滞在することができます。

ゴアを訪れるベストシーズン

ゴアのベストシーズンは、乾季で雨の少ない11月から2月です。ビーチを楽しむにはちょうどよい気温で、夜はけっこう涼しくなります。シーズンオフは、酷暑や悪天候のため、多くのビーチリゾートやバンガローが閉鎖されています。

インドを旅するノマドやトラベラーは、ゴアが暑くなる3月～５月はマナリー等のインド北方の避暑地へ移動する人も多いです。

ゴアの移動手段

ゴアの移動は、ほかのアジアの国に比べると簡単ではありません。ゴア市内を移動するためには、バス、タクシー、トゥクトゥク、バイクタクシーなどの公共交通機関を利用できます。もっと自由に移動したい場合は、車やバイク、スクーターなどをレンタルすることができます。事故に備えて海外旅行保険に加入しておく事をお忘れなく。