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【海外ノマド】フィリピンのデジタルノマド事情

デジタルノマド【海外ノマド】フィリピンのデジタルノマド事情

【海外ノマド】フィリピンのデジタルノマド事情

海外でデジタルノマドとして旅をしようと考えたときに、「東南アジアが近くていいかな?南国リゾートも満喫できそうだし、物価も安そう」となんとなく思う方は多いのではないでしょうか。

正解です。さらに、東南アジアの中でもデジタルノマドにオススメなのがフィリピンです。 フィリピンは近年、日本人や韓国人の英語留学先としても人気上昇中で、長期滞在する人も増えています。

今回はフィリピンについて、

  • デジタルノマドにとって最適な理由
  • ビザについて
  • オススメのコワーキングスペース

などを解説していきます!

フィリピンはどんな国?ノマドライフに最適な理由3つ

フィリピンがデジタルノマドにオススメな理由は、

  • 英語が通じる
  • 物価が安い
  • アクセスが良い

上記3点です。

一つひとつ解説していきますので、フィリピンでのノマド生活をイメージしながら読んでみてくださいね。

フィリピンがノマドライフに最適な理由1:英語が通じる

フィリピンの公用語はタガログ語と英語なので、英語がよく通じます。

5歳〜7歳の初等教育から英語教育が始まること、アメリカの植民地だった背景からフィリピン人の多くは英語話者です。道を聞いたり、トラブルが起きたりしたときのことを考えると、英語がよく通じるのは安心ですよね。

フィリピンの人は気さくで明るい人が多いのも、旅人にとっては嬉しいポイントです。

フィリピンがノマドライフに最適な理由2:物価が安い

フィリピンは日本より物価が安いものがほとんどです。屋台やコンビニなどで販売されているローカルフードは1食200円(100ペソ)程度で楽しめます。

タクシーも1メーター40ペソ(80円)と非常に安いです。観光もしたいと考えている場合は移動費が安いのは大きなメリットになります。

家賃もマニラのような都市部だと6万円程度になってきますが、郊外だと月1万円程度の物件があります。電気代だけは日本と同等か日本以上に高いので、節約したい方はエアコンなど、少し気をつけたほうがいいかもしれません。

フィリピンがノマドライフに最適な理由3:日本からのアクセスが良い

Photo by Jordan Sanchez on Unsplash

日本からフィリピンは飛行機で3時間〜4時間で行けます。直行便、LCCの就航も多く、安いときだと2万円で往復航空券が購入できます。

日本との時差も1時間だけなので、日本に勤務先やクライアントがいるノマドワーカーにとっては仕事がしやすいと言えるでしょう。

ノマドにおすすめのフィリピンの都市

フィリピンは、美しい自然、英語が通じる環境、そして親しみやすいローカル文化により、近年デジタルノマドにとって人気の滞在先となっています。ビーチでリラックスしながら働ける島から、快適な都市機能が整った都会まで、多様なライフスタイルに応じた拠点が見つかるのも魅力の一つ。ここでは、ノマドに特におすすめの4つの都市・エリアを紹介します。

シャルガオ島(Siargao Island)

シャルガオ島は、フィリピンを代表するサーフィンの聖地として知られ、美しいラグーンやマングローブ林、アイランドホッピングが楽しめる自然豊かな島です。近年は欧米の旅行者を中心に人気が急上昇しており、カフェやバー、小規模なブティック宿泊施設も増えています。のんびりとした島の雰囲気とフレンドリーなローカルカルチャーが魅力です。

ノマドにとってのシャルガオの魅力は、ゆるやかな生活リズムと小規模ながら充実したコワーキング・カフェ環境にあります。特にGeneral LunaエリアにはWi-Fiのあるカフェやコワーキングスペースが点在し、サーフィンや自然アクティビティとのバランスが取れたワークライフが実現できます。コミュニティも国際色豊かで、つながりやすい点もポイントです。

セブ島(Cebu Island)

セブ島は、歴史と都市機能、ビーチリゾートがすべて揃ったバランスの取れた島です。セブ・シティにはショッピングモールやレストラン、病院などの都市インフラが整っており、そこから少し離れると美しいビーチやダイビングスポットも楽しめます。アイランドホッピングや山岳トレッキングなど、アクティブな観光にも適しています。

ノマドにとっては、安定したインターネット環境や数多くのコワーキングスペースが魅力で、都市生活を送りながらも週末には簡単に自然の中へアクセスできる利便性があります。特にIT Park周辺はデジタルノマドの拠点として人気で、カフェ文化も発展しています。国内外のノマドとの交流がしやすい点もおすすめです。

パラワン島・エルニド(El Nido, Palawan)

エルニドは、石灰岩の絶景とエメラルドグリーンの海で有名なパラワン島北部の町で、「世界で最も美しい島」とも称される自然の宝庫です。ラグーンやシークレットビーチ、スノーケリング・ダイビングスポットなど、手つかずの自然を体感できる場所として旅行者に人気があります。

ノマドにとっては、エルニドの静けさと美しい自然に囲まれた環境が、集中して作業をするのにぴったりです。インターネットは場所によって安定しないこともありますが、近年ではノマド向けの宿やコワーキングスペースも登場しています。自然と調和した生活を求めるノマドにとって、心と体をリセットする拠点として理想的です。

マニラ(Manila)

フィリピンの首都・マニラは、歴史あるスペイン統治時代の建築と現代的な高層ビルが混在する活気ある都市です。ショッピングモールやグルメ、ナイトライフも豊富で、文化的にも経済的にもフィリピンの中心地となっています。空港へのアクセスも良く、他の地方都市や国外への移動拠点として便利です。

ノマドにとっては、インターネット環境やワークスペースの選択肢が非常に多く、特にBGC(Bonifacio Global City)やMakatiなどはカフェやコワーキングが充実していて快適な作業環境が整っています。都市的な利便性を重視しつつ、活気あるローカルコミュニティとの交流を求めるノマドにはマニラは最適な選択肢です。

フィリピンでのノマドライフで気を付ける事

フィリピンの治安

海外に出る場合はどこでもそうですが、やはり治安には気をつけたいところ。フィリピンの国全体の治安は日本と比較してそれほど良いとは言えないのですが、外国人旅行者が集まり、日本人にも人気のリゾート地であるセブ島や、首都マニラでも外国人が多く居住・来訪する一部の地域は治安が保たれています。ボラカイ島も近年アジアからの旅行者に人気が高まってきています。

危険な場所には行かない、荷物は盗難されないよう気をつけるなど、基本的な対策は怠らないようにしましょう。

Wi-Fi接続

デジタルノマドの命綱、インターネット接続。フィリピンでは、国全土でインターネット環境を整備しようという試みが行われていて、年々安定度が高まってきています。ですがまだWi-Fiが期待できない場所も多いので、現地のSIMカードを入手する事をおすすめします。

最近フィリピン(特にマニラのマカティやセブ島) でもコワーキングスペースが充実してきているので、事前にチェックしておくと、快適にデジタルノマドライフが送れます。

フィリピンでのノマドライフにビザは必要?

フィリピンは、日本国籍ならば30日間以内ならビザなしで滞在できます。パスポートの残存有効期間が6か月以上ないと入国できないので注意してください。31日以上の滞在を希望する場合は、フィリピン入国管理局で29日間延長することが可能です。(つまり合計で最長59日間有効)

より長く滞在する場合は、観光ビザ(9A)を取得する必要があります。最長3年間延長が可能となっていますが、17か月以上の滞在延長には、入国管理局長の承認を得る必要があります。観光ビザで入国する場合、当然ですが現地で事業をする事はできません。

フィリピンのデジタルノマドビザ

フィリピン政府は2025年4月、海外から収入を得ている18歳以上のリモートワーカーを対象に、近く「デジタルノマドビザ」の発給を始めると発表しました。このビザは1年間有効で、フィリピンと外交関係があり、フィリピン国民にも同様のビザを出している国の人が申請できます。フィリピンのデジタルノマドビザについて詳しくはこちら (英語)。

フィリピンのおすすめコワーキングスペース

Photo from Pakutaso

フィリピンでノマドライフをする際の作業場所として、自宅、カフェ以外にコワーキングスペースという選択肢もあります。安定したWi-Fiが使える、作業効率が上がる、現地のフリーランサーや起業家、世界各地からやってきたデジタルノマド達との交流の機会が持てるなど、利用するメリットはたくさんあります。

フィリピンのおすすめコワーキングスペースを3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

フィリピンのおすすめコワーキングスペース1:Clock In (マニラ)

Clock Inはマニラ首都圏を中心に複数の店舗を持つレンタルオフィスチェーンです。会員になればどの店舗でも利用可能なので、作業場所を複数持ちたい人にオススメできます。
会議室やイベントスペースの利用も可能で、コワーキングスペースの利用は1日約1,200円、月額22,000円です。

https://www.clock-in.com.ph/

フィリピンのおすすめコワーキングスペース2:B&P Workspaces (マニラ)

都会的な環境で作業がしたいときはB&P Workspacesがオススメです。B&P Workspacesはマニラ首都圏のモダンなビジネス街、マカティ市に位置します。

キッチンや冷蔵庫、電子レンジなどの設備があり、1日快適に過ごすことが可能です。

テレビモニターやプロジェクター、ホワイトボードなどが用意された会議室もあるので、ミーティングを開催したい人には最適です。 コワーキングスペース利用は月額約21,000円(9599ペソ)です。

B&P Workspaces Official Website

フィリピンのおすすめコワーキングスペース3:LAUNCHPAD COWORKING

LAUNCHPAD COWORKINGはマニラから車で40分ほどの商業地区・アラバンにあるコワーキングスペースです。

コンビニエンスストア、フィットネス施設など作業場所以外の施設も充実しています。 月額1万円で利用できるので、「少し移動してもいいから、リーズナブルな料金で利用したい」と言う方にオススメです。

http://www.launchpadcoworkingph.com/

フィリピンのおすすめコワーキングスペース4 :The Company (セブ)

福岡を拠点とし、ハワイやバンコクでもコワーキングスペースを展開するThe Companyがセブ島には2件あります。日系の企業なので、日本人にとってはなんだか安心。Mandaue店とIT Park店があり、特にIT Parkは多くのIT企業やコンドミニアム、レストランやカフェが密集するエリアで日本人も多く、なにかと便利な立地。

https://thecompany.ph/

フィリピンのおすすめコワーキングスペース5 :Workplace Cafe (セブ)

セブ島でもうひとつおすすめのコワーキングスペースがWorkplace Café。Ramos、Mandaue、 Banawaの3店があります。

24時間有効のデイパスが無料ドリンクが付いて300ペソ(約650円)とお手頃です。1か月契約だと6,000ペソ(約13,000円)で、無料でロッカーが使える他、Workplace Caféの店舗全て利用できます。

https://theworkplacecafe.com/

フィリピンでノマド生活&コワーキングスペース Q&A

❓フィリピンはノマド生活に向いている?

✅物価が日本と比べて低いので滞在費を抑えられる、気さくな人が多い、英語がよく通じる、マニラ都市部やセブ島にはコワーキングスペースも充実してきているなど、デジタルノマドにとって魅力的な旅先のひとつと言えるでしょう。

❓フィリピンにはどのくらいで行ける?

✅飛行機で3〜4時間程度で行けます。安いときは2万円程度で往復航空券を取る事も可能。

❓ノマド生活をする上で気を付ける事は?

✅第一に治安に気を付ける事。海外旅行へ行く時はどこでもそうですが、危険な場所へ行かないように。第二にインターネット接続を確保できるようにする事。コワーキングスペースでは安定したWi-Fiが使える事がほとんどですが、それ以外の場所においてはあまり期待できないため、現地で使えるSimカードを購入しておくと安心です。

❓ノマドとしてフィリピンに滞在するのにビザは必要?

✅A. 観光目的で、滞在が30日以内なら不要です。30日を超える滞在の場合は観光ビザの申請が必要になります。旅先で自分の仕事をこなす事は可能ですが、現地で事業や就労をする事はできません。

❓フィリピンの食事事情は?

✅A. 地方へ行くと事情も変わってきますが、マニラ都市部やセブ島では、ローカルな屋台から、世界的に展開しているチェーン、日本レストランなど大体なんでも揃っています。

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