ノマドライフにオススメの国を調べたとき、必ず出てくる国・タイ。東南アジアには11カ国ありますが、特に日本人がノマドライフを送るにはタイがぴったりの場所と言われています。
今回はタイでデジタルノマドとして滞在を考えている方に向けて、
- ノマドライフにオススメな理由
- ビザは必要か
- オススメコワーキングスペース3選
上記3点を解説していきます!
タイがノマドライフにオススメな理由
タイは移住先としても人気があり、日本人にとってとても住みやすい国です。バンコクのような大都市でのシティライフ、南国気分を満喫できるビーチリゾート、緑あふれる自然とタイ文化を体験できるチェンマイなどのタイ北部。そして昔からバックパッカーに愛されてきた観光立国だけに、トラベラー文化が根付いています。物価が安いのも魅力的ですね。
まずはタイがノマドライフにオススメな理由を解説しますので、タイでの生活をイメージしながら読んでみてくださいね。
タイがノマドライフにオススメな理由1:交通機関が発達していて、移動が快適

タイは発展途上国に分類されているのにもかかわらず、交通の利便性が高いです。
バンコクで利用できる交通機関としてはスカイトレイン(BTS)と地下鉄(MRT)の2種類があり、約50円(15バーツ)〜の運賃で乗れます。
さらにバス、タクシー、トゥクトゥク、バイタク(バイクタクシー)など豊富な交通手段があるので、使いこなせれば移動で困ることはないでしょう。
タイがノマドライフにオススメな理由2:住居費・物価が安い
ノマドとは、定住しない事がひとつの定義になっていますが、ノマド生活で支出の多くを占めるのが「住居費」です。
ノマドワーカーとしてはアクセスの良い都心部に住んでいたいところですが、家賃が高くなってしまうので悩みどころ。
タイの首都・バンコクには複数の宿が安い街があり、ドミトリーなら500円前後で滞在できます。 物価も安いので、外食が多くなっても日本ほど食費はかかりません。
タイがノマドライフにオススメな理由3:タイ料理が日本人の口に合う

日本でタイ料理店をよく見かけるように、タイ料理は日本人の口に合う傾向があります。
タイ料理で有名なものとしては、
- ガパオライス
- カオマンガイ
- パッタイ
- トムヤムクン
など。
レストランだけでなく屋台で安く買えるので、食生活が心配な人も安心ですよ。
タイでのデジタルノマドライフにビザは必要?
タイは日本のパスポートを所持し、有効期限が6ヶ月以内で第3国へ出国する航空券を所持していれば通常30日間は滞在できます。
30日を超えた滞在がしたいノマドワーカーは、観光ビザを取得すれば最長180日間の滞在が可能です。
さらに2020年9月に、90日間の滞在に加え、それぞれ2回90日間の延長ができる実質270日滞在可能の特別観光ビザを発給することを発表しました。 発給にはホテル予約や賃貸予約など、長期滞在であることの証明が必要です。
タイのオススメコワーキングスペース
タイには世界中のノマドワーカーが集まるので、カフェやコワーキングスペースが多いです。
今回は有名で人気のあるオススメのコワーキングスペースを3つ紹介します。
タイのオススメコワーキングスペース1:AIS D.C. (バンコク)

AIS D.C.(AIS Design Center)は、スカイトレインのプロンポン駅直結、バンコクでも指折りの高級デパート「エンポリアム」内にあるスタイリッシュなコワーキングスペースです。
高級デパート内にあるだけあって非常にきれいで広いスペースですが、なんと会員になると年間約4,200円(1200バーツ)で利用できます。ワンデイパスは150バーツと、他のコワーキングスペースと比べて格安。
主にクリエイターやデザイナーを支援する目的のコワーキングスペースなので、デザイン関係の本が大充実しています。 コスパ最高のコワーキングスペースなので、混雑していることが多いものの、作業スペースにこだわらない方にはオススメですよ。
タイのオススメコワーキングスペース2:The Company (バンコク)

The Company Bangkokは福岡やフィリピンのセブ島、ハワイなどに展開するコワーキングスペースです。タイのコワーキングスペースは、バンコクのBTSアソーク駅から徒歩10分の場所に位置します。
利用者には起業家やエンジニアやクリエイターの方などがいて、メンバー専用のクローズドSNSを利用して案件の受発注が可能です。
月額料金は平日9時〜19時利用可能のフリー席プランで約13,500円(400バーツ)、365日24時間利用可能な固定席プランで約20,000円(6000バーツ)と少し高め。
作業場所だけでなく、交流やビジネスチャンスが欲しいという方にオススメです。
https://thecompany.jp/multi-location/bangkok/
タイのオススメコワーキングスペース3:PUNSPACE(チェンマイ)

PUNSPACEはバンコクから車で1時間15分ほどの距離にある、チェンマイにあるコワーキングスペースです。チェンマイは欧米や日本からの旅行者に人気の観光地で、タイマッサージの学校やリトリートがあったりと、長期滞在するトラベラーも多い所です。
PUNSPACEコワーキングスペースはNimma、Tha Phae Gate、Wiang Kaewとチェンマイに3つあり、全て24時間オープンしています(会員向け)
タイのオススメコワーキングスペース4:KoHub (ランタ島)

トロピカルな南の島でノマドライフを楽しみたいなら、タイの南西、クラビから車とカーフェリーで2時間ほどのランタ島にあるKoHubをおすすめ。
バンガローと併設されているので、宿や食事もパッケージとして予約する事が可能です。24時間オープン、高速インターネットももちろん整備されています。世界中からやってきたデジタルノマド達と交流しながら南国ビーチライフを楽しめます。
タイのオススメコワーキングスペース5:Beachub(パンガン島)

Beachubはフルムーンパーティーで有名なパンガン島にあるコワーキング&コリビングスペース。目の前がビーチという環境のなか、仕事をこなせる設備を揃えています。パーティーのあるハドリンビーチではなく、島の反対側のスリタヌービーチにあるので、静かな環境で仕事に没頭できます。バンガローも併設しているので宿の心配もありません。
パンガン島へはバンコクから飛行機でサムイ島またはスラタニまで行き、そこからフェリーで島に渡ります。バンコクからスラタニまでは時間はかかりますがバスも運行しています。
住みやすい国・タイで快適に過ごそう
タイはバックパッカーの聖地といわれる程、世界中からのトラベラーが集まります。物価が安く、食事が美味しく、美しいビーチやジャングルなどの自然、外国からの旅行者へのサービスが充実している事から、仕事をしながら旅をしたいデジタルノマドにも大変人気の滞在先。
カフェやコワーキングスペースが多く、作業場所に困ることも少ないので、ノマドライフにオススメの国ですよ。
タイでデジタルノマド&コワーキングスペース FAQ
✅タイ入国後30日(29泊30日)以内の観光目的の滞在の場合、日本国籍者はビザなしで入国することができます。その場合、30日以内に出国する航空券等を所持している事、パスポートの残存期間は6ヶ月以上ある事が条件となります。滞在延長したい場合は、バンコクの入国管理局で申請できます。旅先で元々の自分の仕事をするのは大丈夫ですが、観光目的のビザなので、タイでビジネスをする事はできません。(デジタルノマドビザのページ参照)
✅タイ料理は一般的に日本人の口には合うとされています。屋台など、安くて美味しいストリートフードが豊富でタイフード好きには天国でしょう。街ではファストフードや日本料理、西洋料理、なんでもあります。
✅BTSやMRTが安いですが、駅から遠い場合はタクシーやトゥクトゥク(バイクタクシー)に乗るのがオススメです。タクシーに乗るならぼったくられないよう、Grabなどの配車アプリを使いましょう。都市間の移動は長距離バスも使えます。
✅バンコク、チェンマイがオススメです。チェンマイはバンコクから車で1時間15分ほどかかりますが、景観が美しく落ち着いた雰囲気なので、ノマドワーカーに人気があります。また南国気分を味わいたい人はサムイ島やプーケットなどのビーチリゾート、その周辺の島もおすすめ。
✅バンコクに長期滞在するなら、年間4,200円で利用できるAIS DCは登録しておいて損はないでしょう。