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カンボジアで快適にノマド生活をするには

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どこか暖かい国でゆっくりノマド生活がしたいと考えているあなたにおすすめの国、それがカンボジアです!

カンボジアは東南アジアに位置する国で、タイとベトナム、ラオスが隣になります。物価が安く食べ物が美味しく、人も優しい — 海外でノマド生活を送る利点が3拍子揃っているカンボジア。

この記事では、カンボジアの基本情報から、ノマド生活をするにあたってのメリットとデメリット、注意すべき点などを、長いカンボジア在住歴を持つライターが紹介していきます。

カンボジアの基本情報

カンボジアで海外ノマド
Photo by 和佐晋吾

正式名称:カンボジア王国

首都:プノンペン

通貨:カンボジアリエル・アメリカドル

言語:クメール語(一部英語・フランス語)

宗教:仏教・イスラム教・その他

面積:18万1035km2(日本の約50%)

人口:約1,600万人

民族:90%がカンボジア人(クメール人)とされている。

1人あたり名目GDP:1,621ドル

気候:熱帯モンスーン気候。年間を通して高温多湿。

時差:日本と-2時間。日本が朝10時のときにカンボジアは朝8時。

カンボジアへの行き方

直行便はANAの成田ープノンペンのみ。

それ以外は乗り換えが必要。主にタイのバンコク、マレーシアのクアラルンプール、ベトナムのハノイ・ホーチミン、中国の各地からが一般的に利用されています。

時間は直行便で6時間~、経由便だと10時間~が目安。

最安の航空券を買うと4万円台でも行けますが、中国で15時間待ち(!)などがあります。まあそれはそれで中国観光もできて面白いのですが・・・

カンボジアでノマドをするメリット

Photo by 和佐晋吾
  • 物価が安い
  • 食べ物が美味しい
  • いつでも暖かい
  • 人が優しい
  • Wi-Fi-のあるカフェが多い

これだけあればノマドの条件を完全に満たしていると思いませんか?日本人はまだ少ないけれど、カンボジアは欧米のノマドワーカーに人気の国のひとつとなっています。

物価が安い

カンボジア デジタルノマド 物価
Photo by Vanna Phon on Unsplash

ノマドワーカーにとって物価が安い事は大きな利点。それだけ1日の支出も減ることを意味します。(仕事で稼ぐ)収入ー支出=利益ですから、物価の安い国に滞在していればそれだけ貯金や投資に回せるお金が増える事になります。

カンボジアは日本と比較して物価はだいたい3分の1から4分の1程度。

例えば…

宿泊施設:ドミトリーで1泊$3~あります。清潔なゲストハウスやホステルでも$5~で見つかります!

プール付きのホテルでも個室で1日$20~からたくさん用意されていますから、夢のプールサイドでデジタルノマドなんてこともできちゃいます!

食事:1食$1〜。食事は何を食べるかにもよりますが、ローカルの屋台だと$1~で済みます。日本食だと1食$5〜と見ておきましょう。

カフェ代:これも場所によりますが、コーヒーやカフェラテで$1〜です。ほとんどのカフェで無料のWi-Fiがありますし、カンボジア都市部のWi-Fi-は4Gが一般的で速度も仕事に支障がないくらいのスピードが出ます。

また嬉しいことに時間制限などもほとんどないので、1日中カフェで仕事をすることもできます。でもカフェの経営のことを考えて、数時間おきにドリンクやフードをオーダーするのがいいと思います。

ここまでが1日の必要経費とします。節約すれば、1日あたり$10程度で生活ができます。日本円で1日1,000円ちょっとです!驚きですよね。たまに食事で贅沢しても1日$20〜もあれば気分転換の日になります。

食べ物が美味しい

カンボジアでは食べ物が安くても、味はどうなのかが気になるところかと思います。

カンボジアの食事は日本人の味覚に合う料理が多いと思います。タイ料理に似ていますが、タイほど香辛料を使っている料理が多くないため、日本人にも食べやすいです。

見た目は怖いですが、カエルの肉もとても美味しいですからぜひチャレンジしてみてほしいです。

中華料理も充実していますので、海外でノマド生活をしようとする人ならば、食事には殆ど困る事はないでしょう。

また、首都のプノンペンやアンコールワットがあるシェムリアップなら日本食レストランもたくさんあるので、祖国の味が懐かしくなっても大丈夫です。

カンボジアはいつでも暖かい

Photo by JA on Pixabay

これも嬉しいことです。カンボジアは年中常夏です。毎日、どんな日でもTシャツのみで生活できます。

ときおり肌寒い日があったり、カフェの冷房がガンガン効いていることもあるため、パッと羽織る長袖のカーディガンがあったら便利です。

寒い日本の冬を脱出して、暖かいところでリモートワークしたいなら、カンボジアは滞在先としてぴったりです。

穏やかで優しい人が多いカンボジア

カンボジア人の人柄ですが、穏やかで優しい人が多いです。熱心な仏教徒も多く、人に対して気配りできる民族です。(例外はもちろんあります)

ホテルのスタッフやカフェ、レストランのスタッフも愛想が良い人が多いし、何か困ったことがあっても助けてくれようとする人も多いです。

Wi-Fi-のあるカフェが多い

デジタルノマド プノンペンのカフェ
Photo by Vanna Phon on Unsplash

デジタルノマドにとって最も大きな利点は、カンボジアの主要都市のカフェでは無料Wi-Fiが当たり前だという事。

Wi-Fiはノマドにとっては必須条項の最上位ですから、ホテル、カフェ、レストランではWi-Fi完備なのでどこでも仕事ができるのは嬉しいポイント。しかもスピードが速い!

カンボジアでノマドをするデメリット

治安の悪い場所がある

ほとんどの場所で治安は悪くありませんが、一部プノンペンのリバーサイドではよく強盗やひったくりの軽犯罪が起こります。

外国人観光客が絡む殺人事件はほぼないですが、人通りの少ない夜道をスマホ片手に歩いているとひったくられた、という話も時折聞きます。

リスク管理ができていれば過剰に心配する事はありませんが、世界でも治安がとびきり良いと言われている日本とは環境が違うという事は心しておきましょう。

ビザの期限がある

世界最強と言われる日本人のパスポートが通用しない数少ない国がカンボジアになります。

観光で入国する場合でもビザの取得が必要です。隣のタイをはじめ、日本人は観光で入国する際はビザが必要ない国が多い中、これはけっこう大きなデメリットと言えます。

衛生面で神経質な人は不向き

日本人は衛生面をかなり気にする人が多いと思います。カンボジアではトイレにウォシュレットもないですし、場所によってはホテルやレストランでゴキブリに遭遇する事も珍しくないです。

食器が少し汚れている、道端にたくさんゴミが落ちているなども普通なので、潔癖性の方はカンボジアでノマド生活をするのはキツイかもしれません。

カンボジアのビザ情報

日本人がカンボジアに入国するにはビザ取得が義務付けられています。

シングルビザとマルチビザがあり、シングルビザは1回の入国で最大1ヶ月滞在できます。マルチビザは数次ビザとも呼び滞在はシングルと同じ最大1ヶ月ですが、期限内1~3年の中で何度でも入国が可能です。

e-Visaでも取得はできます。https://www.evisa.gov.kh/?lang=Jap

ビザは日本にあるカンボジア大使館(東京及び大阪、名古屋、札幌、福岡)で取得できますし、カンボジアのプノンペンやシェムリアップ空港に到着してからアライバルビザという形でも取得可能です。

簡単で安いのは空港に到着してから、書類に記入して、パスポートとお金を渡してビザを取得する方法。

数次ビザの延長は現地にある日系の会社で手続きするのが一番安心です。

https://cambodia.sketch-travel.com/products/detail.php?product_id=89

数次ビザで入国しても1ヶ月以内に1度出国する必要があります。タイやベトナムに行ってから、またカンボジアに戻ってくるのが一般的です。その際は数次ビザを既に持っているので、ビザ料金を支払う必要はありません。

観光ビザ アライバルビザ(空港や陸路で取得)の料金

シングル 30ドル
マルチプル1年 40ドル
マルチプル2年 65ドル
マルチプル3年 90ドル

カンボジア大使館の場合

シングルで観光ビザが3,900円。郵送の場合は6,000円です。

e-Visaはシングルのみの申請

アメリカドルでの支払いのみ。観光ビザの場合の申請料金は、30ドル+6ドル(システム料)=36ドルです。

現在のビザ取得状況の詳細についてはカンボジア大使館(http://www.cambodianembassy.jp/)や現地のビザ発給期間(URL)機関に事前に必ずお問合せ下さい」

ノマドにおすすめのカンボジア滞在先情報

カンボジア ノマド ゲストハウス
Photo by Emette Egg on Unsplash

カンボジアでノマドされる方のほとんどがプノンペンかシェムリアップに滞在されると思います。この2つの地域でおすすめのゲストハウス・ホステル・ホテルをご紹介します。

プノンペン

ワンダーズ ホステル プノンペン(Onederz Hostel Phnom Penh)

屋上にプールがある大型ホステル。1泊600円ほどでとても清潔なホステルです。リバーサイドの中心地にあって周辺にはレストランやカフェも多く便利な立地です。

https://www.booking.com/hotel/kh/waterview-guesthouse.ja.html

Poolside Villa

こちらもプールがあってカフェが併設されているホステルです。欧米人から人気があり、国際交流もできますよ。

https://www.booking.com/hotel/kh/poolside-villa.ja.html

YK アート ハウス(YK Art House)

個室で安めの場所を探しているならYKアートハウスがおすすめ。基本的な設備は整っていて、近くにはイオンがあるため何かと便利です。

https://www.booking.com/hotel/kh/you-khin-house.ja.html

サラヴォアン ロイヤル パレス(Saravoan Royal Palace)

1泊3,000円弱とノマドワーカーには予算的にギリギリですが、かなりおすすめのホテルです。バスタブもあり朝食も美味しいです。テラスでまったりしていると時間を忘れてしまうほどの雰囲気の良さがあります。

https://www.booking.com/hotel/kh/saravoan-royal-palace.ja.html

シェムリアップ

ラップ ディー カンボジア シェムリアップ(Lub d Cambodia Siem Reap)

タイに資本を持つ国際的なホステルです。とても清潔でプールがあり、場所もオールドマーケットまで徒歩3分という立地の良さ。

https://www.booking.com/hotel/kh/lub-d-cambodia-siem-reap.ja.html

ザ シティ プレミアム ゲストハウス(The City Premium Guesthouse)

日本人オーナーが常駐するゲストハウスです。シェムリアップでは日本人が一番集まるゲストハウスとなっており、旅人同士の交流やツアーのシェアが盛んに行われているためお金を節約しながら楽しめる宿です。BBQなどのイベントもやってます。

https://www.booking.com/hotel/kh/the-city.ja.html

おすすめコワーキングスペース

プノンペン

Impact Hub

BKKのど真ん中にあるコワーキングスペース。

利用料は1日$10〜です。利用者も多く活気のあるコワーキングスペースですよ。

公式サイト:

https://phnompenh.impacthub.net/membership/

Emerald Hub

1日の利用料が格安の$5〜です。これは驚きです。

場所はオルセーマーケットのそばと立地も問題なし!

公式サイト:https://emeraldhub.business.site/

シェムリアップ

AngkorHub

宿泊施設を伴っているコワーキングスペースになります。

コワーキングスペースのみだと1週間単位での利用料が必要です。

1週間で$25〜です。

公式サイト:https://www.coworker.com/

世界のコワーキングスペースが探せるサイトを載せておきますね。

https://www.coworker.com/

カンボジアでノマド生活 まとめ

以上でノマドをするならカンボジアがおすすめの記事になります。

カンボジアでノマドをするときの参考になってくれると嬉しいです!

物価も安いですし、ご飯も美味しいのできっと素晴らしい経験になりますよ。

早く海外に行ける日が来ることを願ってこれで終わります。

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